活動報告

第3回ムクナ会を開催しました

投稿日:2016年10月17日 更新日:

第3回ムクナ会

平成24年4月15日(日)東京信濃町にて第3回ムクナ会を開催しました。

日 時
平成24年4月15日(日)正午から午後4時30分頃まで
場 所 東京信濃町のスポーツカフェ チア・スサーナにて
参 加 会長 藤井 義晴
広報 三浦 左千夫 を含め
農業研究家、医療関係者、食育・調理研究家、加工販売者、利用者、ムクナに興味のある人など31名の参加がありました。
発表内容 fujii1)藤井会長
・自身のムクナ研究は、ブラジルの大豆の父と呼ばれる宮坂四郎先生との出会いに始まり、茨城県つくば市の農業環境技術研究所を経て東京農工大学に至るまで20数年間続けていること。
・ムクナはヒマラヤ原産でアジアの各地に固有種があり、その一部がアメリカや中南米に移植されて今は世界各地に分布していること
・ムクナ豆に含まれる天然のLドーパは、雑草防除などのアレロパシー効果があり「環境に優しい農業」に利用できるとともに医療面でも大変役立つものであること。
・ムクナ豆は非常に硬く、調理方法が難しいがそれを克服することで食糧としても人類に役立つものであること。
・ムクナの栽培方法や利用方法についての説明と注意喚起など。その他、長時間にわたりムクナについての大変貴重で有益なお話がありましたが掲載スペースの都合があり紹介できないのが残念です。2)食育・調理研究家
・ムクナ豆に含まれる天然Lドーパの特殊性を考慮した場合に、それを残す調理方法と消し去る調理方法を確立する必要があることとそれぞれを研究中であること。その例として、味噌、黄粉、麺、乾板などを試していること。また、かつて国内で食されていた時代の文献などから料理方法を復活させたことなど。3)医療関係者
・医薬品などの効能・効果を確かめるためにはモルモットなどの実験動物が使われることが多いが、人とモルモットなどの小動物とは毛細血管の構造が違い代謝が違うので、モルモットでの実験結果と人間に対する影響は必ずしも一致するものではないこと。
・日本人の体の基本構造は縄文後期から弥生前期にかけて完成したもので、戦後の食生活が日本人の遺伝子に合わないものであることから生活習慣病などの病気が多いとの説が紹介されました。
・その他、とても有意義なお話がたくさんありましたが、この場で紹介できないのが残念です。

4)アグロフォレストリー専門家
・アグロフォレストリー専門家からは、かつて日本人が入植したブラジルのパラ州トメアスを中心に開発された、『自分だけが豊かになることをせずに周囲の住民をも豊かにすること』を目指した、現地の社会や自然条件に適した農法である「遷移型アグロフォレストリー」が紹介され、その内容についての説明がありました。
・日本人及び日系人のブラジルの農業への貢献の歴史を紹介するとともに、ひるがえって、日本の食糧安全保障が確保出来ていない現実があることに危惧を覚えるとのコメントをいただきました。

5)利用者
・複数の利用者からは、病気の症状緩和のために利用している状況やその体験談、ムクナ豆に期待する度合いの高さなどについての発表がありました。また、ムクナ豆の具体的な利用方法について個別の情報交換などが積極的に行われました。
*このような場で、利用者同士の情報交換が出来ることは大変有意義だと感じています。

6)栽培者
複数の栽培者から具体的な栽培方法についての経過発表があり、また、身近な方のムクナ豆を利用した健康維持の様子が発表されました。

7)広報 三浦
・ムクナの血糖値を下げる効果、インシュリンのポテンシャルを上げる効果など生活習慣病への応用の可能性についての紹介がありました。また、アメリカ、ドイツなどではパーキンソン病への利用の臨床例を多くなっている現状についてもその論文などの紹介がありました。
・ムクナ会については、しばりのない自由な意見と情報交換の場として今後も活動の幅を広げていきたいとのコメントがありました。

8)新規参加者の自己紹介
参加者が多かったために新規参加者のみ簡単に自己紹介をしていただきました。新規参加者の多くはパーキンソン病と診断されて治療中の家族を抱えていたり、知り合いにパーキンソン患者がいてムクナ豆の栽培を頼まれたりしている方たちでした。

9)質疑応答・情報交換
発表者との質疑応答やムクナ豆の効果的な利用方法についての情報交換等が積極的に行われました。

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雑 感 前回と比較すると、パーキンソン患者とその家族の方々の参加者が増加し、発表内容も充実の度合いを増していてムクナ会が目指す形が整いつつあります。今後は、さらに各方面の専門家やパーキンソン病以外の利用者も多く集まり、相互に積極的な情報交換が出来る場を作っていきたいと考えます。

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