第2回ムクナ会
平成23 年9 月24 日(土)東京信濃町にて第2回ムクナ会を開催しました。
日 時 | 平成23年9月24日(土)午後4時30分から午後8時00分まで |
場 所 | 東京信濃町のスポーツカフェ チア・スサーナにて |
参 加 | 会長 藤井 義晴 広報 三浦 左千夫 を含め 農業研究家、医療関係者、食育・調理研究家、加工販売者、利用者、ムクナに興味のある人など22名の参加がありました。 |
発表内容 | 1)藤井会長からは、雑草の生育を妨げるアレロパシー効果を持つムクナは、有機農業、自然循環型農業に大変役立つという研究結果の発表がありました。また、栽培に手間がかからず高い栄養価を持つムクナ豆を食糧難にあえぐ発展途上国で利用することはとても有意義であるという意見も提示されました。
2)医療関係者からは、ムクナ豆にLドーパが多く含まれることから、すでに一部のパーキンソン病患者などが代替医療品としてムクナ豆を食べていて良い結果が得られていることについての発表がありました。 3)食育・調理研究家からは、ムクナ豆の調理方法についての発表がありました。調理方法によって、ムクナ豆の持つLドーパを残したりほとんどなくしたりすることが出来るので、ムクナ豆をどんな目的で利用するかで調理方法を選択することが出来るとのことでした。 4)加工販売者からは、納豆、豆腐、焙煎粉末などのムクナ豆を利用した商品開発への取り組みについての発表がありました。 5)利用者からは、10数年前にNHKのTV番組で取り上げられた藤井会長の研究「ムクナ豆には多くのLドーパが含まれる」を見たことをきっかけにムクナ豆を食べ続けて健康になった経緯の発表がありました。 6)栽培している方々からは、台風に弱いムクナ栽培の苦労話が発表されました。 7)参加者全員が自己紹介をしました。 |
雑 感 | 第1回ムクナ会は、平成22年7月4日に開催しました。参加者は10名程度でしたので、前回からの参加者から見るととても大きな変化です。 特に今回は、専門家や栽培にかかわる方々や製品化に取り組む方々の参加もあり、会の多様性が出てきました。 次回の発表が待ち遠しいです。 |