活動報告

第5回ムクナ会活動報告

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第5回ムクナ会

第5回ムクナ会活動報告

平成25年5月12日(日)東京信濃町にて第5回ムクナ会を開催しました

日 時 平成25年5月12日(日)正午から午後4時45分頃まで
場 所 東京信濃町のスポーツカフェ チア・スサーナにて
参 加 会長 藤井 義晴
広報 三浦 左千夫 を含め
農業研究家、医療関係者、薬学関係者、食育・調理研究家、流通関係者、利用者及びその家族、大学院生、ムクナに興味のある方など40名の参加がありました。
発表内容 fujii1)藤井会長
発表内容は以下のとおりです。
ムクナの研究を続けるために農林水産省に対して「ムクナ会」を含めた産官学で推し進める「八升豆プロジェクト」を申請していることについて説明がありました。また、ムクナの特性を考慮した栽培方法についての説明がありました。栽培の容易さでは、八升豆よりベルベットビーンの方が良いとのコメントもありました。2)会員さん
藤井会長とのやり取りを交えながら、自ら開発した種を植え付ける時のためのポットと硬いサヤから豆を取り出すための機械の紹介などがありました。3)食育・調理研究家
ムクナの調理方法と調理例の紹介があり、どのようにしてムクナ豆からLドーパを除去して調理するかの研究についてのお話しがありました。

4)医療関係者
「抗酸化食による食生活が健康のカギ ― 抗酸化作用について -」と題して説明がありました。人の酸化VS抗酸化の仕組みと玄米を中心とした食による抗酸化等詳細な説明がありました。日本人の体の仕組みは縄文期から弥生期に完成したという話と高度経済成長が生活習慣病の基盤を作ったという話は印象的でした。

5)広報 三浦
ムクナの利用方法について説明がありました。
利用者は、パーキンソン病患者を中心にして、錐体外路障害や瀬川病の人など上手にドーパミンを供給すると症状が改善する例の紹介がありました。また、高血圧や糖尿病、精力増強などにも効果的であるという研究が海外で紹介されているとのお話もありました。また、パーキンソン病に対してなぜドーパミンを直接的に供給しても脳に届かないのか、また、なぜLドーパ製剤のみの投薬でなく複数の種類の投薬が必要なのかの説明は分り易かったです。

6)会員さん
製薬会社に勤務していた時の経験をもとに、薬剤とサプリメントとの違いやムクナについての見解などのコメントがありました。

7)会員さん
農業技術者であり、ムクナを栽培している会員さん。自らのパーキンソン病治療のために薬とムクナを併用することについて医師とのやり取りを交えて興味深い体験談がありました。

8)質疑応答や栽培体験談、利用体験談など
様々なコメントや参加者同士のやり取りがありましたが、すべてを記録することができなかったことと個人情報にかかわる内容もありますので割愛させていただくことにします。

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会員さんが作ったムクナ豆の料理です。甘くてとても美味しかったです。

9)自己紹介
参加者が多かったのでごくごく短い時間で自己紹介をお願いしましたが、ムクナが徐々に普及している様子が手に取るように感じられる時間でした。

10)情報交換
各テーブルでは、栽培者、利用者などテーマ別に積極的な情報交換が行われていました。

雑 感 美味しいペルー料理を提供してくださるレストラン「チア・スサーナさん」での記念撮影。満席状態でした。

今回は、総勢40名の大所帯になり、しかもたくさんの専門家が参加したのでとても良い会合になりました。遠路はるばる参加してくださった方々からも称賛の言葉があり、今後のムクナ会のさらなる発展のイメージを作る
ことが出来ました。

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